ナポレオンとの戦争の最中、1811年に建設された古典様式の聖堂。両翼に立ち並ぶコリント式の94本の大理石柱が半円形の回廊を飾っています。この聖堂を設計した建築デザイナーのヴォローニンは農奴の出身でしたがその才能を見込まれストロガノフ伯に引き取られて教育を受けました。
ロシアが対ナポレオン祖国戦争に勝利するとカザン聖堂は祖国の栄誉を称える聖なる記念の場所として英雄クトゥーゾフ元帥の墓所が置かれ、ロシア軍が祖国にもたらしたさまざまな戦利品の展示ホールとなりました。聖堂前の広い芝生の両脇に建つ彫像はクトゥーゾフ元帥とバルクライ・デ・トーリ元帥です。
サンクトペテルブルク物語5日間
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