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ロクセラーナ

ロクセラーナはオスマン帝国のスレイマン大帝の皇后となったロシア人女性。
もとはロガーチン市の貧しい正教会の司祭ガヴリーラ・リソーフスキーの娘でした。ロガーチン市は当時はポーロンド王国に属していました。
本名はアレクサンドラ・ガヴリーロブナ・リソーフスカヤで、1520年頃にクリミア・タタールに街が襲われ囚われて奴隷として売り回され最終的に後のオスマン帝国の大宰相となる若いイブラヒムに買い取られスレイマン大帝のハーレムに移されました。ハーレムではスレイマンの寵愛を受けヒュッレムという名を与えられイスラム教に改宗します。ヒュッレムはスレイマンとの間に4人の皇子をもうけ、次男のセリムがスレイマンの後継となりスルタンになります。
女奴隷から皇后へ上り詰めたヒュッレム(アレクサンドラ)はヨーロッパではロクセラーナ(ロシア人の女)として知られています。
現在、トルコではヒュッレムとスレイマンを題材にした「壮麗なる世紀」というドラマが放映されています。ドラマではクリミア出身のロシア人女性となっています。

映像は、スレイマンの前で踊るハーレムの女性達。スレイマンはアレクサンドラに魅了され紫色のハンカチを渡します。(これは夜の伽へ来るようにという意味があります。)








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by russia007 | 2013-04-04 19:58 | ウクライナ
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