武器庫とダイヤモンド庫

武器庫とダイヤモンド庫

モスクワ旅行でロシアの歴史に触れたいけれど、ゆっくり観光する暇がないという方には、武器庫とダイヤモンド庫を是非勧めたいです。

武器庫(アルジェイナヤ・パラータ)は4-20世紀のロシア、欧州、東欧の名人によって作成された王位を象徴する品々(宝石と他の身の回り品)、武器、応用美術や装飾美術の傑作を保管する博物館である。そこに展示されている多くの作品はロシアの歴史と密接に関連する。

コレクションには、約4000の傑作がある。一階には、王冠、宝珠(十字架が上に付いた球体)、王笏(君主が持つ象徴的かつ装飾的な杖)などのロシア皇帝の収集品が展示されている。そこに保管されている有名なモノマフの帽子はロシア君主の象徴として、即位の際に使われていた。伝説によると、この王冠は、キエフ大公ウラジーミル・モノマフがビザンティン皇帝から受領したとされる王冠である。それはモスクワの東ローマ帝国の後継者であることを強調したものとされている。

同じ階では、色々な時代のロシア統治者の装飾性豊かな玉座を鑑賞することができる。玉座の中で、一番目を引くのはロシア帝国皇帝イヴァン雷帝の象牙の玉座、ボリス·ゴドゥノフとミハイル・ロマノフの黄金の王座、アレクセイ・ミハイロヴィッチ皇帝の千五百個のダイヤを用いた玉座である。

同美術館では、20台もの皇族の馬車や、女帝が戴冠でまとうドレス、ピョートル大帝の乗馬靴と衣装などを間近で見られる。二階には、銀器と金細工例えば、17世紀初頭に鋳造された30キロ銀紋章のヒョウ(動物)の容器が展示される。それに、カール・ファベルジェ超豪華イースターエッグも一つのショーケースを占める。

クレムリン武器庫に併設されたダイヤモンド庫はロシアで最も才能のある宝石商の作品の収集品である。それはペルシャ王のコレクションや英国の王室宝庫より勝れていると思います。

このダイヤモンド庫ではエカテリーナ2世の笏に装着されている伝説のダイヤモンド「オルロフ」(«Орлов»)で、この卵をふたつに割ったような姿のダイヤはインドで見つかった最大のダイヤモンドと考えられています。一説には、元々400カラットであった「オルロフ」はカッティングの際に189カラットほどにまで小さくなってしまったといわれている。

同じコレクションには、ペルシア政府からニコライ1世に贈られた88.7カラットの磨かぬ「シャー」Шах»)という宝石が所蔵されている。他に注目すべきはダイヤの粒で作ったロシアの地図である。世界で一番高価な地図かもしれない。

そしてダイヤモンド庫の象徴である女帝エカテリーナ2世の戴冠式に使われた王冠も価値がある。5000個の白とピンクダイヤモンドと75個の大粒の真珠で大量に使われていて、世界で2番目に大きい深紅の宝石スピネルが頂点についている。その他のダイヤモンド、金銀財宝、宝石の輝きは誰をも感動させる。モスクワに来る時に、是非クレムリン内の武器庫とダイヤモンド庫に立ち寄ってください

2015110日 ポリーナ・マーロワ

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巨大宝石 オルロフ



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by russia007 | 2015-01-16 15:57 | モスクワ | Comments(0)
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